私が大工職人の道に飛び込んだのは、ちょうど20歳の時でした。昔の家づくりは今以上に大工職人の技術が重要視され、日本建築の心と技を磨く日々を過ごしたことを覚えています。そんなかけがえのない経験をもとに、１９９６年に総合建設業の『重井建設』を設立。以来、多くの自社大工とともに、住宅や商業施設、公共建築物などの木工事を手掛けてまいりました。

そんな私たちが新たな挑戦の場として選んだのが、重井建設の住宅部門となる『楓工房』です。昔ながらの伝統工法と革新的なデザイン性の両面を兼ね備えた家づくりを目指し、一棟一棟を大切に建てることを基本コンセプトとしています。たとえば、雪国の〝かまくら〟から着想を得たドーム型のリビングなど、独自のアイデアを具現化できるのも経験豊富な自社大工の技術があるからこそ。日本が誇る建築技術とものづくりの精神を大切に育てながら、家づくりを通じてお施主様の豊かな未来づくりのお手伝いをしてまいります。ご家族だけの物語を、一緒に探しましょう。